コロナ感染も収まる兆しが見え始め、今年こそはハワイに行くぞ!と準備をしていた中で、冷や水を頭から掛けられるようなドキッとした事が起こりました。昨年の11月末に2022年のANA航空券を予約購入して、座席指定を行いeチケットまで発行していたのに、突然予約取消しとメールで通知されたのです。
2022年の宿泊予約と航空券
【宿泊予約】
2020年、2021年とバケーションレンタルのポイントでの予約と取消し・繰越しを繰り返し、2022年の予約を今年こそはハワイに行くぞ という意気込みで取りました。アウラニの1ベッドルームヴィラ・アイランドガーデンビューを2泊と、ウィンダム・ワイキキビーチウォークの2ベッドルームデラックス・Lowerレベルを6泊で予約しました。
【航空券予約】
コンドミニアムを予約をしたのは2021年の晩秋で、航空券も合わせて予約を取り始めました。膝が悪いため足を伸ばせる座席が第一希望で、ZIP AIRのフルフラットシートと2019年に利用したフライングホヌのプレミアムエコノミーシートの選択で迷っていました。ZIP AIRの復路便の出発時間が早いため、フライングホヌの片道復路便がお手頃な値段で販売されているのを見つけた時に、思わずポチッと予約してしまいました。
復路NH181便 ホノルル13:00発ー成田+1 16:15着
往路便についてはZIP AIRを予約する考えだったのですが、年明けまで様子を見て新型コロナ感染の第5波到来の危機感から予約変更ができないZIP AIRを諦める事にしました。予約変更に対する保険制度もありましたが、払い戻しの基準が明確でなく問い合わせても回答が無かったためです。往路便もフライングホヌに決めて、往復扱いで航空券を予約する事が出来ました。
往路NH184便 成田20:10発ーホノルル08:45着
突然のメール通知
宿泊予約と航空券予約が確定し、コロナの感染も落ち着き始めハワイ再訪を楽しみにしながら日々送っていたところに突然メールが届きました。
ANAからの、「予約便についての重要なご案内」という件名のメールです。予約したフライトが運休になったとの連絡メールでした。ゴールデンウィーク前のニュースでは、ANAもコロナ直前に建造したフライングホヌ3機を、やっと揃って導入すると報じていたのにという思いです。
ANAマイレージクラブのホームページから、予約内容を確認しなさいとの指示に従いアクセスしてみると、復路のNH181便が予約取り消しになっていたのです。連絡メールでは電話での問い合わせの他、ウェブからでも振替や解約の手続きが行えるとの内容でしたが、解約ボタンの表示しか有りませんでした。解約した場合は改めて航空券を予約する事になり、円安ドル高で原油価格が高騰しており10万円以上の価格上乗せとなります。
ナビゲーションダイヤルで10時間以上 何とかして〜
予約したNH181便が運行中止になった理由として、新型コロナ感染に対する水際対策と諸外国の対策強化に伴う需要減退と説明されていました。ハワイの日本人観光客誘致と水際対策の緩和が報じられている中、大きな矛盾を感じながらもハワイ再訪のため必要な手続きを行うこととしました。
費用的に解約の選択はあり得ないので、取り消しになった復路NH181便の振替予約を行うための苦難が始まりました。ホームページの予約確認詳細には、解約ボタンしか無いため電話での手続きとなったためです。問合せ案内のウェブ表示で、問合せ電話番号を確認しました。
電話での振替依頼の問合せはナビダイヤルが設定されており、10円/1分の料金が必要となります。背に腹は変えられないので、電話をかけ続けることとしました。
苦労が報われたー
予約取り消しメールが来ている事に着信2時間後に気がついて、内容を確認して復路便の振替予約のために電話をかけ始めました。
【第1段階】
コピー・プリンター・電話の複合機である家電の子機を使って、ナビダイヤルに掛け始めました。問合せウェブの案内にあるように、大変混雑しているため掛け直すか、このまま待つかの選択を迫られます。順番に繋いでいるという案内なので、1時間以上の待ち時間になるとのアナウンスでしたが、仕方なく待つ事にしました。3時間以上待ちましたが繋がらず、子機の充電が無くなり回線が切断されました。
【第2段階】
家電の親機を使って、ナビダイヤルに掛け直します。ナビの指示に対するダイヤル入力が思うようにできませんでしたが、何とか受付られ再び接続の順番待ちです。国際線の受付は年中無休ですが、19時から22時までが休止時間となります。休止時間での掛け直しを含め、再び3時間以上の待ち時間となり諦めました。
【第3段階】
翌日の早朝で待ち時間の表示が60分程度となっており、再度 家電の子機からナビダイヤルに電話をしました。1時間以上待っても繋がらないため、子機の充電が切れる事を回避するため親機に転送して待ち続けました。3時間半が経過し、やっとオペレーターに繋がりました。
オペレーターの方から冒頭に、ANAの都合で計画変更・予約の取り消しになり申し訳ありません との謝罪があり、文句を言う気持ちは消えてしまいました。復路便のNH181便への振替はスムーズで、プレミアムエコノミーでの変更は勿論ですが、座席についても21H・21Kから位置は変わりますが窓側前列の28C・28Aに指定することができました。21H・21Kは先約があってと言われた時には、少し💢と来ましたが同じような条件なのでホッとして了解した次第です。
航空料金の比較
昨年の11月当時に航空券の予約をするため、2人分の往復料金の比較をしてみました。
・ハワイアン航空往復 エコノミー : 320,620円
・ジップエアー往復 フルフラット : 310,082円(時期で変動があるため推定)
・フライングホヌ往復 プレエコ : 492,300円
円安で原油価格が高騰している現時点での料金は、下記のようになりました。
・ハワイアン航空往復 エコノミー : 371,520円
・ジップエアー往復 フルフラット : 592,000円(バリューオプション選択)
・フライングホヌ往復 プレエコ : 667,880円(復路がないため、往路✖️2で算定)
料金が大変高くなっていました。色々なリスクがありますが、早い時期に予約購入をしておいて良かったという結果になりました。これを思えば、今回は追加料金無しでの振替になりますので、ナビダイヤルの10時間以上に及ぶ電話料金は仕方ないかなという気持ちになりました。同じように予約取り消しとなった方々の、参考になれば幸いです。
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