海外渡航に必要な陰性証明書には、記載すべき項目が決められています。木下グループの抗原検査結果通知書では、パスポート番号や生年月日が記載されないため追記する方法を以前の記事で説明しましたが、今回の書式変更で問題が解消されました。
ESTAの申請手続き料金も値上げになっているようなので、正式ホームページと併せて紹介していきます。
木下グループ書式変更のお知らせ
木下グループの検査予約を行うホームページで、検査結果通知書の書式を変更した陰性証明書発行開始のお知らせがありました。渡航用に利用するのは自己責任になりますが、木下グループのホームページのスクリーンショットで変更内容を見ていきます。
生年月日、パスポート番号、国籍、検査日時が記載された検査結果通知書（陰性証明書）の発行は、パスポートを確認する来店検査の場合のみ可能（発行手数料1,000円）で、予約時の入力でチェックボックスにチェックを入れて申し込みます。
検査予約の変更点
検査予約の方法は、
① 来店検査の選択
② 検査を受ける店舗の選択（今回は羽田第１ターミナル店）
③ 抗原定性検査の選択
④ 注意事項の確認
⑤ 検査種別項目の選択
まで前回の手順と変更はありません。次の項目でチェックを入れる必要があります。
⑥ パスポート番号入り検査結果通知書を利用する
⑦ 検査受診希望日と時間帯を選択
⑧ 検査受診申込者の情報入力
申込者の情報入力は、前回のように ここにパスポート番号を入力せず、項目通りに氏名、性別、生年月日、電話番号を入力してください。
⑨ 受験者についてチェックする
ここで、パスポート番号と国籍を入力する欄が表示されます。
⑩ パスポート番号、国籍を入力
以降は、仮登録となり本登録の認証メールでマイページのログイン・本登録を完了します。
検査結果の受取りをマイページから行います。
パスポート番号入りの検査結果通知書
パスポート番号入りの検査結果通知書（手数料1,000円）にチェックを入れず申し込まない場合は、前回と同じ検査結果通知書（通常版）が届きます。
パスポート番号入りの検査結果通知書（手数料1,000円）にチェックを入れて申し込んだ場合は、陰性証明書として必要項目が記載された検査結果通知書が届きます。前回は必要項目を追記する方法を説明しましたが、正式な項目として表示されるので適切に利用できると思います。
ESTAの料金も変わったよ
外務省のホームページで、2022年５月26日以降はESTAの申請料金が21ドルとなることが通知されています。従来14ドルだったのが21ドルに引き上げられますが、有効期間の２年は変わらないようです。併せてESTA申請の代行サイトでは、代行料金が請求されることに注意喚起しています。
外務省のホームページから、「▶︎米国国土安全保証省（税関・国境取締局）ウェブサイト」をクリックするとESTA申請窓口のホームページが開きます。
最初は英語ですが、ページ右上のChange Languageで日本語を選択すると、ページが日本語に変わります。「新規に申請を作成する」からESTAの申請に入っていくことができます。
帰国時のハワイでの検査は？
ハワイの日本帰国対応PCR検査対応クリニックは以前の記事で紹介していますが、「ウェルネス・フォー・ハワイ」が安く検査を受けられるようです。
Wellness 4 Hawaii（ウェルネス・フォー・ハワイ） 日本語対応あり
1441 Kapiolani Blvd Suite 912, Honolulu, HI 96814
鼻咽頭または唾液検査：111ドル 証明書発行まで：24〜48時間
電話：808-379-0003 営業時間：毎日8:00〜14:00
木下グループで、パスポート番号が記載された検査結果通知書（陰性証明書）が発行されるようになりました。発行手数料として1,000円が必要ですが、検査料金の1,900円と合わせても お得な価格になります。以前の検査結果通知書に追記する方式では、許可されない航空会社もあったようですが、今回は心強い書類になりました。ただ木下グループでは自己責任での利用になる旨を明記していますので、利用にあたっては注意してください。
ハワイ渡航にあたっては料金が上がったESTAの申請も必要ですが、ホームページを検索するとESTA申請代行業者のホームページが上位で表示されるので注意してください。公式のESTA申請窓口では、申請に必要な料金は21ドルだけになります。
ハワイから日本に帰国時のPCR検査も、木下グループのような お手頃価格の抗原検査に変更になることを願っています。
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